成瀬の昔

成瀬の環境がとても好きです。いたる所に里山公園があって自然がまだ残っています。皆さん成瀬のことを「程よい田舎」と言います。

お客さまの中に成瀬に昔から住んでいる方が居ます。施術中、成瀬の昔の様子についてよく話をしてくれます。

成瀬は半世紀ほど昔、殆どの地域が森で、そこはケモノ達の天国、猪や狸が自由に暮らしていたそうです。また、その森の中を綺麗な谷川が流れ、沢蟹がたくさん捕れたそうです。恩田川も全面護岸はまだ無く、時々氾濫するけれども鰻や魚、スッポンがたくさん捕れたそうです。

道もまだ数える程しかなく、今見ることができるうねうねと曲がった道が昔から今に残る道の名残りだそうです。

そんな成瀬の昔の姿を見てみたかったものですね!

 

時々、かしの木山自然公園のベンチに座り、公園の森の向こうに並び立つ家々が全部木だったのだなぁと想像して成瀬の昔を忍んでいます。