呼吸

最近、呼吸法関連の本を立て続けに読んでいます。きっかけは『なぜ、「これ」は健康に良いのか?』小林弘幸著・サンマーク出版です。この本の要旨は「病のもとは自律神経の失調で、それを治す方法は呼吸法を改めること。息を細く長く吐く呼吸法で副交感神経を優位にすれば、全身の血行が良くなり、健康な身体になる」というものです。なるほど!とその呼吸法を1週間ほど続けてみたら本当に体調が良くなってきたようです。関連で「気(気功)」の本も何冊か読んでみたのですが、内容がとても良く似ています。長く細く息を吐く呼吸法は勿論、もう一つ身体の声に耳を澄ます、特にお腹(丹田)に意識を置く点も同じです。私も、これをやっている時に一種の瞑想のような感じになって、身体の調子を直接感じられる時が多くなってきました。まだ勉強の途中ですのではっきり会得した訳ではないのですが、「本当に健康になる為にはのお腹で直接身体の調子を感じる」ことがポイントなようです。もう一つ、その時頭で考えること、つまり意識を少し後ろに置いた方が良いみたいです。考えたら当然ですよね。自律神経系って中枢神経系よりも進化の過程でも先輩だし、身体の中で文字通り意識に登らないけれど大事な働きを沢山していますものね。このテーマはもっとそれこそ身体を張って掘り下げて行こうと思っています。一生のテーマになりそうです。